
釣りドコ海底地形図で気になるポイントを
『日本海洋事業株式会社』のプロチームと
水中ドローンで観察しました!

【過去記事はコチラ】
[PART7 そして未来へ・・・・・・]
写真と文/立川 宏
第一回目の海中調査を終えて思うこと!
ここに2枚の写真がある。
どちらの写真も2019年の夏に、タカピーが海水浴中に素潜りで撮影した南伊豆の水中写真だ。


水深は共に10メートルくらい。
まるで海洋性の河童のように、気になったらすぐに潜って確かめてしまうタカピー。
まさに行動する探求者。
そんなタカピーが撮影した2019年の写真には、豊かな海藻がびっしりと映っている。
ところが、今回の調査取材では海藻の姿はほぼ確認できなかった。
11月という季節が原因なのか?
それとも、調査したエリアには元々海藻は繁殖していなかったのか?
もしくは、何か別の理由で海藻が消えてしまったのか?
また、どこの海でも比較的出会うことができるウツボの姿を確認できなかったことも気になった。
海洋性河童の異名を持つタカピーの経験上、ウツボは大概どこの岩礁帯の海でも出会うことができるポピュラーな魚だという。

イカ、カワハギ、青物の姿を確認できなかったことも気になる点である。
調査取材後にタカピー&ごっとりくんが地元の漁師さんに聞き取り取材を行ったところ、
【10年くらい前は、今よりもっと藻場があった】という。
さらには【カワハギ、キス、カレイ、貝類】などの漁獲が近年極端に減少しているという。
藻場の減少と漁獲量の減少は関係しているのか?
釣りドコの海底地形図を見てイメージした地形は、ほぼ現実の海底地形と同じだった!
ということは確認できたが、海底地形図を見て【魚が溜まっているのでは?】と予測したポイントに、必ずしも魚がいる訳ではない、という現実も知ることができた。
正確に言うと、海底地形図を見て【ポイント】だと認識しているエリア内で、露骨なまでに魚が溜まっているピンポイントと、魚がいないピンポイントが混在していることがわかった。
つまりは【一般的に認識しているポイント】をさらに細分化して考える必要があるのかもしれない。
具体的には【根】の西側か東側か、北側か南側か。
実際、今回の調査取材では魚影の有無はそれくらい細かい要素で明暗が分かれていた。
ポイント内のどこのピンポイントに魚が溜まるのか?
それは、その日の潮流や風向き、海水温などが絡みあって決まるのかもしれない。
魚が地形につくのは間違いがない事実だが、無条件に地形に付く訳ではなく、なにかのファクターが作用したときに地形に付くのだということも分かった。
そのファクターと地形の関係を把握するためにも
さらなる追加調査は必須。

今回の調査取材で分かったことも沢山ある。
それと同時に、今回、海の中を見たことによって、さらに知りたくなったこと、調べたくなったことも沢山ある。
この数年間で伊豆の海で何が起きているのか?
タカピー&ごっとりは今回の調査取材を経て、本気でその真相を探る必要があると強く感じた。
ちなみに・・・・・・今回の調査取材チームの【知りたい欲求】のパワーと、【知るための手段】が凄かった!
なにしろ・・・・・・日本海洋事業が水中ドローンで海底を綿密に調査して。

タカピーがドローンで空から調査して。

ごっとりを中心とした釣りキチチームが、釣りをしながら何が生息しているかを調査した。

象島の近くでアカハタを釣ったごっとり
このチームの【探究心】は強すぎる(笑)!
だからこそ、今後の調査取材で、きっと何かしらの大切な事実を【つかむ】と思われる。
このチームでの海洋調査取材は、彼らの【好奇心】&【探究心】が尽きるまで続くので、今後もご期待下さいませ。

皆様、最後まで読んで下さいましてありがとうございました。
そして、我々の海洋調査はまだまだ続きますので、今後とも宜しくお願いします!