魚影の濃さは折り紙付き!ファミリーから本格派まで楽しめる東伊豆エリア!
伊豆半島の東側、相模湾に面した東伊豆エリアは関東圏からも近く、釣り場も豊富であることから平日、休日問わず多くの釣り人でにぎわうエリアです。
さらに釣り場としてのポテンシャルも高く、初心者からエキスパートまで楽しめる懐の深さも兼ね備えています。
特に東伊豆は磯釣りが有名ですが、ファミリーで楽しめる港も多く、豊かな自然の恵みを目いっぱい感じることができます。
北は熱海から南は下田まで、このエリアの比較的入釣しやすい釣りスポットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
【エリア紹介】
■熱海市~伊東市エリア

熱海港・宇佐美港・伊東港・汐吹崎・川奈港/いるか浜堤防・富戸払港・カドカケ・寺下の磯・カンノンガ根・八幡野港・ヒナダン・大灘・赤沢港
■東伊豆町エリア

■河津町エリア

■下田市エリア

竜宮島・板戸港・青根・白浜港・外浦港・爪木崎・黒島横の磯・須崎港・恵比須島・下田港・多々戸浜の磯
【釣り場紹介】
■熱海市~伊東市エリア
《熱海港海釣り施設(あたみこううみづりしせつ)》


熱海港海釣り施設は平成18年にオープンした熱海市が管理する長さ260m、幅14mのゆったりとした大きな堤防で、消波ブロックのない港側(内側)で釣りをすることができます。
車で行く場合は熱海港のフェリーターミナルをさらに先に進み左へ大きく曲がった先にある駐車場に駐車して堤防の付け根にある受付で料金を支払って入場します。
施設の入場料金は大人が500円、小中学生が300円となっていて、釣りをしない見学だけの料金やお得な回数券も販売されています(小学生未満は無料)。
利用時間は4月~10月が午前6時~日没まで、11月~3月が午前7時~日没までとなっていて、入場する際はライフジャケットの着用が必須となっています(持っていない人は無料で借りられます)。
この施設ではレンタル釣具もあって手ぶらで釣りができるので、初心者も気軽に利用することができるほか、堤防にはベンチや水道があるほか、落水した場合の救命浮輪や堤防へ戻るハシゴが整備されています。
この場所でのターゲットは実に多彩で、足元ではメバルやカワハギなどが釣れ、カゴ釣りなどで少し沖合に仕掛けを投入すればイナダ、サバ、ソウダガツオなど青物のほか、メジナ、マダイ、クロダイ、シマアジなども釣ることができます。
また、投げ釣りをすればシロギスやホウボウが狙え、サビキやウキ釣りでマアジ、イワシ、タカベなどを釣ることができます。
今釣れている魚は施設のHPで随時公開しているので、利用する際は参考にしてみてください。
《熱海港海釣り施設に隣接する岸壁》


熱海港海釣り施設の外にある岸壁でここは無料で釣りをすることができます。
駐車場が近く公衆トイレもあるので、いつも多くの釣り人で賑わっています。
《宇佐美港(うさみこう)》


ことで知られているほか、餌となるイワシの群れなどが入っているタイミングではスズキも期待できます。
この場所の底質は石混じりの砂で、海底地形を見てみると堤防先端部は深みの始まりに位置しているので少し投げるだけで水深10m以上を攻めることができます。
特に先端部から真東方向はカケアガリが続いているので、そのカケアガリと平行に仕掛を引けば釣果も期待できるでしょう。
なお、堤防が大きく折れている旧赤灯より先端部では4/1~9/30は資源保護のためイカ釣りが禁止となっているので注意してください。
イカ釣り禁止エリアを見る(外部リンク PDFが開きます)
《伊東港(いとうこう)》



令和3年7月現在新井堤防は立入禁止
【お願い】ここ数年の伊東港は釣り人のマナーが問題視さています。立入禁止エリアへの進入、釣り禁止エリアでの釣り、迷惑駐車、ゴミ問題に係船ロープ等への仕掛けの放置など。このままではいつ釣り禁止になってもおかしくない状況ですので、現地での注意看板の内容を遵守するとともに、節度ある行動をお願い致します。また、伊東港の東にある小さな防波堤(奥の浜東防波堤)を含め、4/1~9/30の期間はイカ釣りが禁止されていますのでこちらも併せてルールを守って頂けますようお願いいたします。 イカ釣り禁止エリアを見る(外部リンク PDFが開きます)
伊東港では春~秋を中心としてアジ、サバ、イワシ、シロギス、メジナ、クロダイなどのほかソウダガツオやカマス、マダイやヒラメなどターゲットは実に多彩。
魚影も濃いため平日・休日問わず多くの釣り人で賑わっています。
底質は主に砂で根ガカリはほとんどなく、港の入口から汽船桟橋まで浚渫された跡が見受けられます。
また一番大きな白灯堤防の沖合は水深10m以上の深みとなっていて潮通しが良いため、フカセ釣りだけではなく青物の回遊を狙ってカゴ投げ釣りをする人も多く見られます。
《汐吹崎(しおふきざき)》


トイレが併設された無料駐車場から徒歩5分ほどで雰囲気たっぷりの磯場に下りられる人気の釣場。
ここでのメインターゲットはフカセ釣りで狙うメジナですが、夏場はイシダイ、冬はブダイ狙いの太公望も多く訪れます。
この周辺の底質は岩礁で起伏に富んでいます。
特に先端部はすぐ沖合が深く落ち込んでおり、ハナレとの間も深く掘れているため潮通しが良い事が人気の秘訣となっています。
なおこの釣り場は背後が切り立っており落石も多い場所なので、荒れた日の入釣は避け、背後や頭上からの落石にも十分注意しましょう。
《川奈港・いるか浜堤防(かわなこう・いるかはまていぼう)》


川奈エリア釣りといえば川奈港といるか浜堤防。
駐車場とトイレが併設されており足場も良いためファミリーにも大人気です。
ここでのターゲットはシロギス、メゴチ、ウミタナゴのほか、夏場はカゴ泣投げ釣りでソウダガツオやイナダなども狙うことができます。
なお、ここではアオリイカも人気のターゲットとなっていますが、川奈港の白灯堤防から半径200mの範囲は4/1~9/30の期間イカ釣りが禁止されています。
イカ釣り禁止エリアを見る(外部リンク PDFが開きます)

また、川奈港の白灯堤防にある防潮壁(沖側の壁)の上は安全のため釣り禁止となっているほか、駐車場も漁港関係者のみとなっているので注意してください。
《富戸漁港(ふとぎょこう)》


駐車場がないため穴場的な雰囲気が漂う港。堤防は消波ブロックがしっかりと入っているためやや釣りづらいものの、メジナやイシダイ、イシガキダイなども狙えるほか、港内はチョイ投げでシロギスやハゼ、サビキでアジやウミタナゴ等が狙えます。
底質は港内が砂地で堤防から沖側は岩礁帯となっていますが、堤防から50mほどの先は岩礁帯からやや急に砂地へと落ち込んでいるので、その付近を狙ってカゴ投げ釣りをしてみるのも良いでしょう。
なお、ここではアオリイカも人気のターゲットとなっていますが、4/1~9/30の期間イカ釣りが禁止されていますのでご注意下さい。
イカ釣り禁止エリアを見る(外部リンク PDFが開きます)
《カドカケ(かどかけ)》


城ヶ島海岸駐車場から10~15分ほどで到着する釣り座。
この付近には「前カド」「小ヅリ」「大ヅリ」「二又」「モスガ根」「ナライガケ」という足場の高い釣り座が連続し、釣り座によっては「ぼら納屋」の駐車場から入釣するのもおススメ。
ここでのターゲットはメジナ、イシダイ、イシガキダイがメインとなりますが、初夏はイサキの実績も高いほか、夏~秋にかけてはカゴ投げ釣りで青物狙いの釣り人も多く見られます。
ここの地形は約4,000年前の大室山の噴火で流れ出た溶岩で形成された特徴的な形をしていて、底質は岩礁となっています。
非常にダイナミックな地形で岬状に突き出ているため潮通しは非常に良く、磯際から深く落ち込んでいるので東伊豆でも指折りの磯釣りスポットとなっています。
ただ、先端部は一段低くなっていて釣りやすい一方、波が這い上がりやすいため安全対策をしっかりと行い、波が高い時は入釣しないようにしましょう。
《寺下の磯(てらしたのいそ)》


伊豆海洋公園のダイビングエリアとなっているので夜釣り限定の釣場(午前7時~日没まで釣り禁止)。
連着寺の駐車場は夜間閉鎖されるため、やや離れた場所にある24時間営業の伊豆海洋公園の駐車場を利用することになります。
駐車場からは約10分で到着する釣り座で、さらに南方向には「墓下の磯」「奥の院」「日蓮崎」「ダセンバ」「二丁」といった釣り座が続いています。
メインターゲットはメジナやイシダイですが、夜釣りということで初夏と秋にイサキを狙ってみるのもおススメです。
《カンノンガ根(かんのんがね)》


トイレが併設された「いがいが根駐車場」から徒歩10分ほどで到着する釣り座。
隣には「イガイガ根」「丸根」「あぶな根」「長根」といった有名磯が点在していますが、足場の低いカンノンガ根がフカセ師に人気となっています。
ここも大室山の噴火で流れ出た溶岩で形成された地形で磯際から深く落ち込んでいるため非常に潮通しが良いのが特徴です。
そのため、メジナやイシダイ以外にも夏~秋にかけてはソウダガツオ、イナダ、シイラなどの回遊魚を狙う釣り人も多く見られます。
海底地形を見るとカンノンガ根から50mほど東側には大きな沈み根が潜んでいるため、イシダイ狙いではその付近を狙ってみると大物に巡り合えるかも知れません。
《八幡野港(やはたのこう)》


釣り場は有料駐車場からすぐ。 近くに釣具屋もトイレもあるのでファミリーにもおススメの釣場。
メインの釣り座は堤防の内側で、初夏にはサビキでアジやタカベ、チョイ投げでシロギスが釣れます。
このポイントの底質はゴロタの混じる砂地で、堤防先端から東方向約30mの場所に沈み根があるため、イシダイ、イシガキダイ狙いで攻めてみるのも面白いかも知れません。
透明度が非常に高く、ダイビングを楽しむ方も多いので仕掛の投入には十分注意してください。
なお、ここではアオリイカも人気のターゲットとなっていますが、資源保護のため4/1~9/30の期間は堤防先端から半径200mの範囲はイカ釣りが禁止されていますのでご注意下さい。
イカ釣り禁止エリアを見る(外部リンク PDFが開きます)
《ヒナダン(ひなだん)》


一本松有料駐車場の目の前にある足場の良い釣場。
魚影が濃い釣場に手軽に入れるとあって平日・休日問わず釣り人を見ない日はないといっても過言ではないほど人気の釣場です。
ここが釣り人でいっぱいの時はひとつ南側の「マサキ」という釣り座に入るのも良いでしょう(ただし足場は高いので注意)。
ヒナダンは溶岩がゆっくりと冷えて固まる際にできる柱状の「柱状節理」が雛人形の雛壇のようにみえることからこの名前がつきました。
潮通しが良く適度にサラシが出る釣り座で、メインターゲットはメジナですが、足元を見ると青物の餌となる小魚が頻繁に回遊していて、カゴ投げ釣りやツアー釣りをしている釣り人も多く見かけます。
ここの底質はほぼ岩盤ですが、磯際からやや急な傾斜で落ち込んでいるため、10~20m沖合で既に水深は10m以上あります。
なお、ここでは八幡野港と同じくアオリイカ狙えますが、資源保護のため4/1~9/30の期間はイカ釣りが禁止されていますのでご注意下さい。
イカ釣り禁止エリアを見る(外部リンク PDFが開きます)
《大灘(おおなだ)》


駐車場から10分ほどで入釣できる有名釣り場。
釣りができる場所は広いものの足場が高いのでフカセ釣りではなく夏~秋の青物狙いのカゴ釣りに向いているほか、冬になるとブダイ狙いの釣り人が多く見られます。
底質は岩盤またはゴロタで、磯際から深く落ち込んで潮通しが良いと考えられ、地形からも青物に有利な条件がそろっていると言えます。
ここではメジナも人気のターゲットですが、大灘から東北東方向へ延びるハエ根の際でイシダイやコブダイを狙ってみるのも良いかも知れません。
《赤沢港(あかさわこう)》


国道135号から細い道を下った先にある小規模な港。
駐車料を払えば道脇に駐車できるため入釣は非常に楽です。
ここの釣場では春~秋は投げ釣りでシロギス、夏~秋はカゴ釣りで青物、秋~冬はフカセでメジナが狙え、一年を通して楽しめます。
堤防の周囲は根固めがしっかり入っていて、根固めの先はゴロタとなっています。
しかしながら堤防から20~30m沖合からは砂地となっているので投げ釣りも十分可能です。海底地形を見るとゴロタの先が深く落ち込んでおり潮通しが良いため青物の回遊が期待できる場所であることが分かりますが、足場がやや高いため大物が掛かった際はタモ網が必須となります。
なお、ここではアオリイカも人気のターゲットとなっていますが、資源保護のため4/1~9/30の期間は堤防先端から半径100mの範囲はイカ釣りが禁止されていますのでご注意下さい。
イカ釣り禁止エリアを見る(外部リンク PDFが開きます)
■東伊豆町エリア
《高磯(たかいそ)》


以前は釣り場に車を横付けできましたが、令和3年7月現在高磯へつながる道は落石の危険性が高いため通行止めになっています。
この場所は「穴切海岸」とも呼ばれ、メインターゲットはメジナ、イシダイ、ブダイ等ですが、サラシが出やすい地形となっているのでヒラスズキを狙う釣り人も見かけます。
海底地形を見ると磯際から50~100m沖合は落ち込んで砂地になっていて、東に突き出た地形と相まって潮通しが良いことが見て取れます。
ここは入釣しやすい一方で足場が良いとは言えず、波も被りやすいため万全な安全対策と適切な状況判断が求められます。
《熱海川大堤防(あたがわだいていぼう)》


熱川海岸に突き出た大きな堤防は2本あり、そのうち北側の堤防が熱川大堤防です。
駐車場やトイレが近く広い堤防で足場も良いため釣りやすい一方で、荒れた日には波をかぶりやすいので注意してください。
この場所の底質は小さめのゴロタが混じる砂地で、メインターゲットはサビキでの小物釣りのほか、シロギス、メゴチ、マゴチなどの砂地を好む魚。
特にヒラメは秋にシロギスを生き餌として泳がせ釣りで狙うと良いでしょう。
なお、このエリアの岸沿に近い場所の海底地形図は濁りまたは波の影響でやや不正確になっています。
《白田堤防(しらたていぼう)》


白田川の河口近くにある大きめの突堤。
ここでのターゲットはメジナで、サラシが出ていれば堤防脇のゴロタでも数・型ともに十分期待できます。
また、堤防の周囲はゴロタで堤防の先端方向30mほど先は砂地となっているので投げ釣りでシロギスを狙ってみるのも面白いでしょう。
また、イシダイやアオリイカの実績も豊富で、夏のサビキ釣りではアジ、サバ、カマスなどが狙える釣り場でもありますが、消波ブロックの上は立入禁止となっていますので十分にご注意ください。
《黒根崎(くろねさき)》


トイレが併設された駐車場からやや険しい道を下る釣り場で、北から「平床」「甚左衛門」「ゾレ」「ウノクソ」という釣り座があります。
一番北側の「平床」は南西風が避けられる足場の良い釣り座のため人気が高く、メジナ、イシダイ、ブダイなどが狙えます。
その他の釣り座は波が這い上がりやすいため注意が必要ですが、潮通しは抜群なので春~初夏にかけてサラシが出たタイミングでヒラスズキを狙ってみるのも面白いかも知れません。
海底地形を見ると陸と同じ斜面が海中まで続いているため一気に深くなっていることが見て取れます。
こういった場所はでは青物も多く回遊してくると考えられるので、夏から秋はカゴ投げ釣りでソウダガツオやイナダなどを狙ってみるのも良いでしょう。
《稲取港(いなとりこう)》
令和5年11月現在、どの堤防の入口にも立入禁止の看板がありました。
稲取港ではほぼ釣りができないようですので、漁港内の施設には立入らない様お願い致します。


《藤山堤防(とうざんていぼう)》
令和5年11月現在、入口に立入禁止の看板がありました。
これまでは釣りができていたようですが、今後は立入らない様お願い致します。



■河津町エリア
《竜宮の磯(りゅうぐうのいそ)》


見高港の近くにあり、駐車スペースから1分で入釣できるお手軽な小磯。
磯の周辺は大きな岩が連続し、周辺は非常に浅いゴロタとなっていますが、磯際から50mほど東側は深く落ち込んでいて砂地となっているので夏から秋にかけてシロギス狙いで東方向へ遠投してみるのも面白いかも知れません。
また、サラシが出やすいため、波っ気があるときはメジナの数釣りも可能です。
さらに岩が多いためカサゴも狙えるほか、タナゴなどの小物も遊んでくれる磯釣り初心者にも楽しめる釣り場です。
《見高港(みたかこう)》


国道からやや狭い道を下った先にある穴場的な港で、正式名称は下河津漁港。
駐車場、トイレともに近く釣り人も多くないのでのんびりと釣りをしたい人にはピッタリの場所です。
ここでのターゲットは消波ブロック周辺でカサゴ、メバル、ムラソイなど、サビキ釣りでイワシやアジ、小サバといった小物釣りを楽しむことができます。
港の中の底質は砂で水深が非常に浅く、雨の後や荒れた日には濁りやすい港ですが、魚の入っているタイミングに当たれば数釣りが楽しめるでしょう。
《七子浦(ななこうら)》


磯の入り口にやや急なロープ場があるものの、河津浜駐車場から徒歩10分もかからず入釣できるお手軽磯。
ここでのターゲットはメジナやクロダイで、適度にサラシが出たタイミングで手前のハナレ・ツブ根周辺を狙うのがおススメ。
水深が浅く周辺の底質は砂なので、秋口にはシロギス狙いで磯から投げ釣りをしてみるのも面白いでしょう。
ただ、この釣り場は荒れた日は波が這い上がりやすく非常に危険なため、ライフジャケットは必ず着用するとともに、状況判断を見誤らないようにすることが必要です。
《波来港(はらいこう)》



国道のすぐ脇にある小規模な漁港。
駐車場がないため釣り人も多くありませんが、先端部は海底のカケアガリの端にあるため潮通しが良く、メジナやクロダイ、ブダイなどがメインターゲットとなります。
また、夏にはアジ、サバ、イワシがサビキで釣れるほか、小魚が入っていればスズキやアオリイカも期待できます(夜釣りは禁止)。
海底地形を見ると北東方向から一気に浅くなっていて、北風のウネリが強い時はその名前の通り高い波が来るため十分に注意して下さい。
《ヤンザ(やんざ)》


菖蒲沢港の東隣にある平坦な磯で、菖蒲沢バス停の奥に数台駐車できるスペースに停めて入釣するポイントです。
陸上部は平坦な一方で、海中の地形はかなり複雑という珍しい地形をしています。
ここでのメインターゲットはメジナですが、「石物」と呼ばれるイシダイ、イシガキダイでも有名なポイントです。
海底地形を見ると磯際から急に深くなっていたり、ハエ根が発達していたり、ハナレ(カキガ根)との間に溝があったりと非常に複雑で、イメージ通りに仕掛けを投入するには海底地形をよく確認しておく必要があります。
また、この場所はサラシが出やすいため波っ気がある時はヒラスズキが狙えるほか、凪いだ冬場にはブダイを狙ってみるのも面白いかも知れません。
《菖蒲沢港(しょうぶさわこう)》


駐車場とトイレが近く、初心者からエキスパートまで楽しめる釣り場。
ここでのメインターゲットはメジナとブダイで、初心者向けの駐車場から近い「ナソヤ堤防」ではウミタナゴ、メバル、アジ、イワシなどの小物釣りができます。
一方の磯場を渡る必要がある小規模な「沢田根堤防」は本格的な磯釣りができる堤防で、大型のメジナが期待できます。
海底地形を見てみると港の中は浅い一方で、沢田根堤防のすぐ脇は落ち込んでおり、この根が壁のようになった場所は魚が回遊したり居着いたりするポイントになっていると思われます。
なお、「ナソヤ堤防」から南東方向へ100mほどの海底には沈み根が点在しているため、遠投に自信のある方はこの根の周辺でイシダイやイシガキダイといったいわゆる「石物」を狙ってみても面白いかも知れません。
《長根(ながね)》


菖蒲沢港の駐車場から10分もかからず入釣できる人気の釣場で、長根の北側には「飛島」という磯があります。
メジナ、イシダイ、ブダイといった人気ターゲットが狙えますが、海底地形を見ると磯際からすぐレーザ測量ができていないほどの深場(水深15m)となっているため回遊魚にも非常に有望なポイントであることが分かります。
また、飛島との間のワンドは飛島から東に延びるハエ根に囲まれて潮が巻きやすい地形で、かつ海草も多いことから春や秋にはアオリイカを狙ってみるのもおススメです。
磯際がここまで急激に落ちこむ場所で入釣が楽な釣り場は多くなくおススメの釣り場ですが、波が這い上がりやすい磯でもあるので、安全対策は万全にした上で釣りを楽しみましょう。
■下田市エリア
《竜宮島(りゅうぐうじま)》


駐車場、トイレが近く釣り場も広いことから初心者にもおススメの磯。
ここでのメインターゲットはメジナ、クロダイ、イシダイ、ブダイなどですが、サラシが出るタイミングではヒラスズキを狙う人の姿をよく見かけます。
周辺の底質は陸上と同じような岩盤で、水深が浅いためハエ根が広く発達しているので根ガカリにも注意が必要ですが、海藻も多く生えているため春や秋にはアオリイカを狙ってみるのもおススメです。
なおこの釣り場は足場が低く釣りやすい反面、潮位が高い時は平らな磯は水没してしまうので注意してください。
《板戸港(いたどこう)》
令和3年7月現在漁港内への立入ができませんので、くれぐれも立入らない様お願い致します。



《青根(あおね)》


国道脇の駐車場からすぐの場所にある小磯。
磯際周辺は浅いもののすぐに砂地となっていて、砂地を好むシロギスやヒラメがメインターゲットとなります。
磯の東から南にかけてのエリアには岩礁が入っていて海草も生えているのでアオリイカを狙ってみるのも面白いでしょう。
なお、このエリアの岸沿に近い場所の海底地形図は濁りまたは波の影響でやや不正確になっています。
《白浜港(しらはまこう)》
令和3年7月現在漁港内への立入ができませんので、くれぐれも立入らない様お願い致します。


《外浦港(そとうらこう)》



外浦海岸の南端に位置するこぢんまりとした漁港で、北向きに開いているため南~西寄りの風に強い。
堤防は海岸に面しているやや大きめの防波堤と、外浦港の入口の防波堤の2本あります。
やや大きめの堤防からは大型のシロギスが狙え、堤防先端から北~東方向の砂地がおススメです。一方、外浦港入口の堤防周辺の海底地形を見ると大きなカケアガリなどはありませんが、堤防の周辺はやや広めの平根になっているため、春や秋にはアオリイカを狙ってみると良いでしょう。
なおこの場所では夜釣りが禁止されていますので、夜釣りはしないようにしましょう。
《爪木崎(つめきざき)》


風光明媚な爪木崎は潮通しが良く地形も複雑なため、沖磯のような雰囲気がある人気の磯。
駐車場、トイレが完備されて10分少々で入釣できることから、休日・平日問わず多くの釣り人で賑わっています。
ここでのメインターゲットはメジナ、イシダイ、ブダイのほか、カゴ投げ釣りで青物、イサキ、マダイなど。 さらに波っ気がある時はヒラスズキまで狙うことができます。
海底地形を見るとハナレや沈み根、ハエ根が連続し、潮の向きや波次第で多彩な表情を見せてくれます。
底質は岩盤で磯際から10m近い水深がある場所もあり、特にイシダイ、イシガキダイを狙う時は沈み根の位置を確認した上でポイント選定を行うと良いでしょう。
《黒島横の磯(くろしまよこのいそ)》


須崎港からすぐの場所にある奥まった場所にある水深の浅い小磯。
ここのメインターゲットはメジナですが、底質が岩礁で海草も多いためアオリイカの実績も豊富です。
沖堤と繋がっている黒島の脇にあるハナレ方向に60mほど先は水深10mほどの深みが沖合から差し込んでいて、そこに沖堤があるため回遊魚も回りやすい地形になっています。
また、足元にはツブ根が点在していることから、サラシが出るような条件の時は大型のメジナも期待できます。
《須崎港(すざきこう)》


駐車場、トイレ共に近く、足場も良いためファミリーにもおススメの釣場。
ここでのメインターゲットはメジナ、クロダイのほか、足元で釣れるアジ、イワシ、サバ、タカベ、ウミタナゴ、カサゴ、メバルなど。
須崎港には沖合から深みが差しているので青物も回遊してくるほか、港周辺の底質は砂なのでシロギスやヒラメといった砂地を好む魚も狙うことができます。
なお、須崎港は港の中での釣りや夜釣りが禁止されていますのでご注意ください。
《恵比須島(えびすじま)》


休日には家族連れで磯遊びをする姿が多く見られる恵比須島。
島の入り口付近の駐車スペースから徒歩5分ほどで入釣できるほか、トイレも完備されているため釣り人の数も多いポイントです。
メインの釣場は沖合に面した磯で、それ以外は水深が浅くあまり釣りになりません。
ここのターゲットはメジナ、イシダイ、ブダイですが、サラシが出る時はヒラスズキが、ハエ根の発達した島の南東部ではアオリイカが狙えます。
また、島の南側は磯際が急に深く落ち込んでいるため潮通しが良く、青物のほかイサキやコブダイなども釣ることができる一級ポイントです。
《下田港(しもだこう)》


下田港は伊豆半島で最も大きな港でかつては様々な場所で釣りをすることができましたが、令和3年7月現在で釣りができるのは弁天島やまどが浜海遊公園周辺に限られています。
港の東側の福浦堤防や浄化センター付近は工事等の理由により立入ができないほか、犬走堤防で陸続きとなっている犬走島も現在は立入禁止となっています。
ここでのメインターゲットはやはり投げ釣りで狙うシロギスです。
海底は特に大きな地形変化はありませんが、下田港内は広く砂地となっているので根ガカリも少ないエリアです。
その他の釣りモノとしてはアジやクロダイ、カマスやコウイカなど時折湾内に入ってくるタイミングで釣れることがあります。
下田港はこれまで人気の釣場でしたが、釣り人のマナーが問われていますので、現地の看板や注意書きの内容をしっかりと守り、節度ある行動をお願い致します。
《多々戸浜(たたどはま)》
令和3年7月時点で多々戸浜に隣接する磯には立入りができません。
また、 海水浴シーズンはサーフでも釣り禁止なのでご注意ください。


