最前線の海の安全対策システム
【よびもり】の導入率が高い
北海道・ウトロ地区に勉強に行ってきたよ!
取材協力◎株式会社よびもり/https://yobimori.com/
◎ゴジラ岩観光/ https://kamuiwakka.jp/

[PART3 よびもりシステムの未来予想]
写真と文/立川 宏
安全意識は時代とともに高くなる
日本の高速道路において、
前席のシートベルトが義務化されたのが1985年。
その後、1992年に一般道路においても
前席でのシートベルトの着用が義務化された。
そして2008年6月1日に後部座席での
シートベルトの着用も義務化された。
タカピー:「安全対策の意識は少しずつ高まっていきますよね。
悲しい経験を重ねながら、学んで、安全対策意識も高くなる。」
ごっとりくん:「確かにそうですね。かつてはシートベルトをしないで車に
乗車していた時代があった・・・・・・今考えると非常識ですね。」
タカピー:「ライフジャケットもそうですね。
釣り船を含めた、すべての小型船に乗る人に対して、
ライフジャケットの着用が義務化されたのが、
確か2018年ですよね。」
ごっとりくん:「そうですね。しかも国土交通省の安全基準を満たした
【サクラマーク】付きのライフジャケットでないと認められない。」
タカピー:「かつては、釣り船に乗船するお客さんが、
ライフジャケットを着用することが当たり前でなかった時代があった・・・・・・
そう考えると、とても怖いですね。」

神尾:「そうですね。今の常識からすると考えられないですね。
安全対策を【当たり前という意識】に変えていくことが
とても大切だと感じています。
え~!ライフジャケット着るの?面倒だな~。
ではなくて、誰もが当たり前に着る。
その当たり前のレベルを上げて行くことが
安全対策には重要かと思います。
正直、ライフジャケットの着用だけでは、
海の安全対策は、十分ではないと思います。
これからの時代は、海に出る人全員がよびもりの端末を持つ。
それが当たり前の時代になったらいいと思います。
少なくても、自分の感覚では、
海に出る方の全員が、よびもり端末を持つ、
それはマストだと思っています。」
タカピー:「ライフジャケットを着用するように、
海に出る人の誰もが、よびもり端末を持つ。
そうなると助かる命が格段に増えますね。」

神尾:「そのためには、海近くの観光センターや、
ビジターセンター、もしくは海辺のコンビニエンスストアなどで
気軽によびもり端末をレンタルできる
そんなシステムが定着するといいのですが。
海に出る人々の背景はさまざまです。
工事で海へ出る人もいれば、
生き物の生態調査で出る人もいる。
釣りで海に出る人もいるし、
観光で出る人もいる。
そうした方々の誰もが、
海に出る今日1日だけ、というスタンスで
よびもり端末を手軽にレンタルできる。
そんな世の中になることを願っていますし、
そうなると信じています。」
千葉:「このエリア一帯(ウトロ地区)で考えても、
多くの漁師さんたちが、
よびもりを導入してくださっています。
そうした漁師の方々は全員アプリを入れて
スタンバイしてくださっています。
万が一のときに、よびもり端末を5秒間長押しすれば
一斉に地域の全契約者にSOS通知が届きます。
地域としての準備は整いつつあります。
ですから神尾さんのおっしゃる通り
ビジターセンターなどで、よびもり端末を貸し出せるように
する体制づくりは、すごく意味のあることだと思います。」
タカピー:「ウトロ地域が、いいモデルケースになっていますね。
海の安全対策を確立させるには、地域の協力も重要ですよね。
よびもりのご契約者数の増加に比例して、
海の安全性も高くなりますよね。
この方程式を確立させるためには、
ある程度、地域全体の協力があった方が迅速に進めやすいですよね。」
千葉:「それはあります。おかげ様で現在では
多くの地域にご賛同いただいておりまして、
よびもりで守れる海の範囲が、
少しずつではありますが、広がっています。」

ごっとりくん:「すごくいいことですね。」
千葉:「現在は、漁師さんと観光船のご契約者が多いですが、
今後は遊漁船にも、よびもりシステムのご説明をさせていただきたい
と考えています。
現状では、まだそこまで十分に対応できていませんが、
遊漁船にご乗船される方々の安全確保は
非常に大切だと感じています。
今後の課題のひとつです。」
ごっとりくん:「海に出ている方々の安全確保の
命綱がよびもりで繋げる。
お互いに助ける側にもなるけど、助けられる側にもなる。
すごく大切な関係性ですね。」
神尾:「海の事故で犠牲になる方を、これ以上見たくありません。
よびもりシステムが日本全国だけではなく
全世界に広がって、海難事故の犠牲者が
ゼロに近づくことを願っています。」
千葉:「そうできるように尽力させていただきます。」

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