こんにちは。釣りドコなかの人「ごっとりくん」です。
今回は南伊豆町「しゅうとめ岩」における取材の様子についてレポートします。
TAKAPの潜水映像を見せてもらうと…
一緒に釣りドコを運営しているTAKAPは、海に潜るのが大好き。
特にお気に入りのポイントが、南伊豆町・弓ヶ浜東側に広がる地磯です。
9月・10月と潜ってきたときの動画を見せてもらうと、大型の魚も含め、とにかく魚影が濃い。

「これなら、魚がエサを捕食するシーンも撮影できるのでは?」という話になり、さっそくTAKAPとごっとりくんは取材計画をたてることになりました。
渡船で沖磯「しゅうとめ岩」へ
映像を確認すると、特に魚影が濃かったのが「しゅうとめ岩」周辺。
「しゅうとめ岩」は陸から離れた沖磯なので、渡船を利用する必要があります。

少し調べてみると、田牛港から出船する「喜一丸」さんで、「しゅうとめ岩」に渡してもらえることが分かりました。
事前に電話で問い合わせると、
・当日の集合場所・集合時間
・乗りたい沖磯の相談
・迎えに来ていただく時刻の調整
など、細かいところまで相談することができました。
田牛港「喜一丸」で「しゅうとめ岩」へ
当日の集合は、田牛港にAM5:30。
駐車スペースに到着すると、すでに多くの車が止まっています。

久しぶりの渡船ということもあり、知らない釣り場へ渡してもらえるワクワクと、少しのドキドキが入り混じった気持ちで準備を進めます。
AM6:00頃に船長が到着。
渡船を利用して沖磯に渡る希望者に声をかけ、
・どの磯に乗りたいか
・荷物をどの順番で積むのか
を確認していきます。
この日は、横根、石取根を希望する釣り人が多く、「しゅうとめ岩」を希望したごっとりくんに、船長さんから「一番最後におろしますので、最初に荷物を積んでくださいね。」と教えていただきました。

舳先から船に乗り込み、バケツリレーの要領で釣り道具をデッキに並べ、全員が乗り込んだら、いよいよ河岸払い。
横根・石取根で釣り人を順番におろしていき、最後に「しゅうとめ岩」に接岸します。

船長の合図で磯に飛び移り、荷物を受け取ったら、「喜一丸」は朝焼けの中を颯爽と走り去っていきました。
実釣開始:まずは磯際を狙ってみよう
今回、ごっとり君が「しゅうとめ岩」に持ち込んだのは「するするスルルー」。
キビナゴをエサとしたフカセ釣りです。
タックルをセットして、まずは磯際まわりから探っていきます。

しばらく流していると、なんと根がかり…
道糸8号・ハリス6号と、そこそこ太めの仕掛けなので、ラインブレイカーを使ってひっぱると「あれ?」という感じで、案外あっさりと外れたような手応え。

しかし、リールを巻いてくると、なんだか重くて、ウネウネした感触が伝わってきます。
そうです。正体はウツボくんでした。

ウツボくんには丁重にお帰りいただき、仕掛けを整えて、釣り再開です。
磯際から沖側へ狙いを変えてみた
気を取り直して、次は磯際から少し離れたポイントを狙っていきます。
ウキがモゾモゾと落ち着きない動きを見せ、合わせをいれるものの、魚の重みが乗らないまま、仕掛けを回収することが何度か続きます。
仕掛けを回収すると、
・ハリスには無数の噛み跡
・セットしていたダイヤカット玉も消失
犯人は歯の鋭い魚のようです。
ハリスを結びなおし、再び仕掛けを投入。
同じようなアタリが出たタイミングで、しっかり合わせると、今度はロッドを通して、ずっしりとした重みが伝わってきます。
水面まで浮いてきたのは、大きなイシガキフグ。
ところが油断した瞬間、ハリスを切られてしまい、そのまま海へ…
「イシガキフグ、鍋にするとおいしいのになぁ。」と、少しだけ悔しいリリースになりました。
TAKAP登場:水中からの最新情報
そんなこんなで釣りを続けていると、海の中からTAKAPが登場。

今回の取材テーマは、「潜水するTAKAPからの情報をもとに、魚の捕食シーンを撮影する」というもの。
この日の水温は、「喜一丸」さんの船に取り付けられた水温計で18.4℃。
「しゅうとめ岩」に上陸したTAKAPは、かなり寒そうに震えながらも、水中の様子を教えてくれました。

秋口からの変化
TAKAPによると「9月、10月に潜った時と比べ、魚の種類・数とも2割程度まで減少してしまった」とのこと。
これまで確認できていた、
・ヒラスズキ
・ヒゲダイ
・ハマフエフキ
などの大型魚も見られなくなってしまったようです。
そんな中でも、浅場の岩礁帯にはムツの群れが滞留しているとのこと。
TAKAPと相談し「ムツを狙って釣る様子を、水中から撮ってみよう」という方針に切り替えることにしました。
ムツを狙ってみよう
狙いをムツに絞り、改めて実釣再開です。
海中で観察しているTAKAPのそばに仕掛けを投入すると、ほどなくしてウキが沈みました。

合わせを入れると、しっかりとした魚の引きがロッドに伝わり、海面から抜きあげると、30cm弱のムツが姿を見せてくれました。

その後もしばらくは順調にヒットが続きますが、時間がたつにつれ、だんだんとアタリが出しにくくなっていきます。
食わせる工夫
そこで、ただ餌を沈めていくだけでなく、「底についたかな?」というタイミングで、アクションを加えるという「リアクション」を狙った釣り方が上手くハマりました。
結果的に、この日はムツを9匹キャッチ。
エサのキビナゴも使い切ったところで納竿とし、「喜一丸」が迎えに来てくれるまでに片づけを済ませます。

この日は、お昼12:00に「喜一丸」が迎えに来てくれ、「しゅうとめ岩」を後にしました。

どんな映像が撮れたのか?
「喜一丸」で田牛港に戻ると、嬉しそうなTAKAPが待っていました。
「こんなの撮れたよ。」と見せてくれたのは、エサのキビナゴにムツが群がる水中映像。

もちろん、近づいてきて、すぐに見切る個体もいますが、そんな中でも、やる気のある個体がしっかりと餌に食いついてくる様子が映っています。

映像を見ていて、改めて気づいたのが「思いのほか、針がかりが悪い」という点。
釣っている最中も、「ウキが気持ちよく消し込むんだけど、エサだけなくなっている」という場面が何度もありました。
この日使っていた針は「ケン付きヒラマサ・ブリ」の14号。
キビナゴにフィットするサイズを選んだつもりでしたが、太軸すぎたのかもしれません。
ムツのように、エサを深く飲み込む魚を対象とした「ムツ針」という専用針が市販されていることを考えると、次回はそういった専門針を試してみるのも一手だな、と反省と今後の対策を頭の中で組み立ててしまうごっとりくんでした。
実際、釣りを終えてから、「次はどうしようか」とあれこれ考える時間も、釣りの楽しみのひとつですね。
まとめ:水中映像と実釣による11月の「しゅうとめ岩」
今回の「しゅうとめ岩」におけるモニタリング調査で、
・秋から初冬にかけての魚の変化
・潜水と実釣を組み合わせた情報取得
・ムツの捕食シーンの撮影と仕掛け選びの課題
など、いろいろなことが分かりました。
「どんな地形に、どんな魚がついているのか」
「季節や水温の変化で、魚の種類や数はどう変わるのか」
こういったことを意識することで、1回の釣行から得られるヒントはぐっと増えていきます。
田牛港から出船している渡船「喜一丸」さんを利用すれば、今回紹介した「しゅうとめ岩」をはじめ、様々な沖磯にわたることができますので、今回の記事で興味を持たれた方は、是非一度、足を運んでみてください。
ごっとりくんも、次回は仕掛けをもう少し工夫して、再び「しゅうとめ岩」を訪れたいと思っています。
YouTube「釣りドコチャンネル」でも、撮影してきた動画を順次公開予定ですので、チェックしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
以上