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海底ゴミ問題を考えたい! Vol.3

海底ゴミ問題を考えたい! Vol.3

投稿日:2024年8月10日

海底ゴミ問題を考えたい!  Vol.3

 

孤高の仕事人マリンスイーパー代表

土井佑太さんに会いに行ったよ

■取材協力/マリンスイーパー

HP/marinesweeper.jp

YouTube/youtube.com/@marinesweeper

 

[PART3 釣り場を守るためにできることは?]

写真と文/立川 宏

 

 

海底地形図と根掛かり回避のいい関係

 

土井「こちらの映像は堤防周辺の岩場です。堤防からは少し離れていて、水深約23メートルのエリアです」

 

  

タカピー「結構深いですね。」

 

土井「実は堤防周辺には捨て石が多いです。ですがその事実を知らない釣り人も多いかと思います。」

「そんなときに釣りドコさんの海底地形図で確認をして、岩場を避けてキャストを行うことによって、ある程度は根掛かりを回避できると思います。」

 

タカピー「ちなみにですが、根掛かりを減らす方法はあると思いますか?

 

土井「そこですよね。根掛かりと釣果のバランスは非常に難しいですよね。」「釣り人として、本音で話させて頂きますと、根掛かりしそうな場所ほど魚が着いている可能性が高いですよね。これは抗えない事実ですよね。」

 

ごっとり「そうですよね。地形変化がある場所ほど釣れますからね。」

 

土井「そして地形変化がある場所こそが根掛かりポイントですからね」「キャストする際に、可能であれば魚をキャッチするところまでイメージしてから投げるといいかもしれません。もしも、この場所でバイトが出たら、このルートを通してキャッチすれば根ズレもしない。逆にこちらのポイントだとバイトが出てもキャッチできるルートがない。・・・・・・とかですね。」

 

土井「釣りドコさんの海底地形図があれば、そうした所までイメージできます。ボトムサーチをしなくても海底地形図でサーチができる。これは大きいです。

土井「海底地形図を見て、キャッチする自信がなければ、そのポイントは攻めるべきではない。魚はキャッチするけど、ルアーはロストしない。そして資源保護のために小さい魚はリリースをする。」

土井「そこまでやって、ようやく釣り場環境が少しずつでも、良くなっていく可能性があるかと思います。」

 

ごっとり海底地形図を見て適切な使用ルアーを予測して頂くのもいいかもしれませんね。

 

土井「そうですね。根が荒い場所はフローティングミノーで攻める、とかですね。」

 

タカピー「海底の地形が分かれば、ある程度はルアーが絞り込めますからね。」

 

 

ごっとり「これ以上、釣り場環境が悪化してしまうことは、釣り人全体にとっても、釣り業界にとっても深刻な問題ですよね。」

 

土井「そうですね。深刻ですね。すでに待ったなしの状態になっていると思います。」

 

時代の転換期は目前に迫っている

 

ごっとり「自分は狩猟もやっているのですが、狩猟は3年に1回、狩猟免許の更新があります。猟銃の所持も3年に1回の更新がありまして、その都度講習もあります。講習を受けさせて頂くたびに、身が引き締まる思いです。」

ごっとり「釣りにも、ライセンス製や講習などが必要な時期が来ているのかもしれませんね。」

 

土井「有料化などの法整備も必要かもしれません。」

 

ごっとり「今は森林環境税などもありますからね。森林だけではなくて、海も守ろう、という動きも必要かもしれませんね。」
 

土井「自分もゆくゆくは、売り上げの中から資源放流なども行いたい、という夢があります。」

土井「漁師さんたちに[釣り人にどんどん来て欲しい。来てくれた方が海が豊かになるから・・・・・・・]そう思って頂けるような仕組みが作れたら理想ですよね。目指すべきはそこだと思っています。」

 

タカピー「そういう仕組みが作れたら素敵ですね。釣り人にとっても、本当の意味で魅力的です。」

 

ごっとり「あとは釣り具に特別税を掛けるとか。その税金を海の保全に回すとか・・・・・・。」

 

土井「釣り人側で、そういう風土を作っていくことが大切かもしれませんね。特別課金されている釣り具しか買いません・・・・・・・、という意識が釣り人たちの中で、湧いてくることが大切ですよね。」

 

タカピー「フェアトレードマークやエコマークのようなものですね。」

 

ごっとり「残念ながら日本は、そうした考え方が遅れていますからね。ヨーロッパなどの方が進んでいますよね。」

 

タカピー「土井さんのルアーはある意味、そうしたエコマーク的な側面が強い製品ですよね。」

 

土井「そう言って頂けると光栄です。自分のところでは、海底で回収したルアーをリペアして制作しているルアーと、あとは純粋な新作ルアーがございます。」

 

土井新作ルアーは根かがりしにくいルアーを作っています。魚が釣れることは大前提で、良く飛ぶ、誰が使っても使いやすい、そして根掛かりしにくい。この3本のコンセプトを追求して制作しています。」

 

 

タカピー「根掛かりしにくいルアーとは、具体的にどのような仕組みですか」

 

土井「そうですね、自分は海中でありとあらゆる根掛かりを見ています。ルアーがどのような動きをしたときに、どんな状況になって根掛かりするのか? ということを誰よりも把握している自負があります。」

 

土井「新規で制作させて頂いているルアーは、自分の中のひとつの答えです。自分が培ってきたあらゆる要素を整理して、すべてのデータをルアー開発歴20年以上の、信頼できる開発者にお渡しして、その方とともに開発しています。」

 

土井「これからは海洋環境のことを考慮して、作る側の責任も重要な時代になると自分は思っています。作る側のひとりの人間として、自分はそのことを肝に銘じて、製品開発をしています。」

 

タカピー「最近では、そうしたことを意識して下さるメーカーさんも少しずつ増えて来ましたよね。」

 

土井「そうですね。喜ばしいことですね。環境にいい製品を開発しながら、これからも自分は、水中清掃という観点から、釣りドコさんの海底地形図を活用させて頂きながら、海底ゴミの清掃も地道に続けていきます。」

 

タカピー&ごっとり「ありがとうございます。自分たちもマリンスイーパーさんの動画を見て、海底の現実から目をそらさないで、自分たちに何ができるのか? 真剣に考え続けます。」

 

土井「次回は、是非釣りドコさんの地形図を参照して、実際に海の中に潜ってみましょう。」

 

タカピー「そうですね。是非、実現させましょう。」

 

土井「今回は本当にありがとうございました。」

 

タカピー&ごっとり「こちらこそありがとうございました。本当に勉強になりました。次回の海洋清掃実践編も宜しくお願い申し上げます。」

 

 

■取材協力/マリンスイーパー

HP/marinesweeper.jp

YouTube/youtube.com/@marinesweeper